クリックできる目次
こんにちは、peiです。
気温もだいぶ上がって、春を感じられるようになってきましたね。
ところでみなさん、シーバスフィッシングを始めたけどなかなか一匹目が釣れない。
2~3匹は釣ったことあるけど、なかなかバイト数を増やせない。というかたいらっしゃいませんか?
偉そうに質問させていただきましたが、私も最初の一匹を釣りあげたのはシーバスフィッシングをを始めて7回目の釣行時。その後もなぜ釣れたのかわからず、2匹目を釣ったのは数か月経ってから...というセンスを感じられない散々な結果でした。
そんな方...今がチャンスです!笑
バチ抜けシーズンの到来です!
なかなか釣れずにせっかく買ったロッドを、そっと倉庫にしまっているあなた。
今すぐ道具のホコリを落として、シーバスフィッシングに出かけましょう。
バチ抜けとは?
バチ(=ゴカイやイソメ)が繁殖のために、砂の中から海中へ抜け出してくることを言います。
基本的には、大潮や中潮の満潮から干潮へと潮が下がっていく、日没から数時間の間に抜け出して来ると言われています。
バチ抜けの時期
2~5月頃が基準になるかと思います。
全国的にバラつきがあるので近くの釣具屋や先輩アングラー、もしくはSNS等ネットで確認してみましょう。
バチ抜けの時間帯
大潮や中潮の潮が下がって行く(下げ)の時間帯になります。かつ、その時間帯が日没から2~3時間の間にかぶっているときになります。
長く通っていると、それ以外の時間帯でもバチ抜けを確認することはもちろんありますが、間違いなく最初の一匹を狙うのであれば、大潮・中潮の潮が下がって行く流れのはやい時間帯を選びましょう。
バチ抜け時に使うルアー
バチ抜け時に釣果の出やすいルアー選びは、特徴があります。
シンキングペンシル・プラグなどのなかでも、細長いものを選びます。バチに近い形のモノをキャスト(投げる)しましょう。
私が今まで釣果を出してきたルアーは以下の通りです。
Bay RUF MANIC 115|DUO
|
シーバス釣りが大好きな人であれば、一度はこのルアーを使うのではないかと思います。
私も、バチ抜けシーズンではこのルアーを最初に投げることが多いです。
サイズ展開は75~155(7.5cm~15.5cmということ)がありますが、わたしは115を基本的に使います。115以下ではルアーの自重が足りず少し飛距離が物足りなく感じるからです。
また、リトリーブの速さでレンジ(ルアーが潜る深さ)も変えることができるので、バチパターンにチャレンジする最初の一本としてお勧めします。
にょろにょろ
|
こちらもバチ抜けの定番になります。名前が好きです。
投げ続けていると、だんだんバチに見えてきます。
釣れます。お勧めです。
名前が好きです。
NOGARE 120F
|
このルアーの初めて使用して、ルアーのアクションを見たとき、本当に釣れるのだろうか?笑
と、思ってしまったことを覚えています。
向かい風に弱い印象がどうしても拭えないですが、べた凪かつバチ抜けが明らかに確認出来るような状況であれば、経験上どのルアーよりも釣果を得やすいです。
なぜかこのルアーをキャストした時だけ、シーバスが連発するということがよくあります。
Komomo SF-125
|
風がある日や、もう少し飛距離を伸ばしたいときにはこのルアーがおすすめです。
バチ抜けに限らず、シャロー(浅瀬)で流れのある状況下では、とにかく重宝しています。
Bay RUF MANICや、NOGAREで届かないポイントを狙いたいときにはこのルアーで広範囲に探っていきます。
リールを早く巻けば巻くほど、ルアー自体が大きくアクションし、バチの動き方のイメージと離れてしまいます。とにかく水中の流れに漂わせることを意識し、バチの動きをイメージした超ゆっくりなリトリーブ(リールの巻き方)をお勧めします。
ブローウィン
|
しっかりバチも出ていて、上記のようなバチパターン用のルアーを使っても反応が得られない場合は、このルアーを投げます。
このルアーを投げて釣れなかったら、個人的になんとなく諦めがつくからです(笑)
それくらいどんな状況でも結果を出してくれるルアーです。
バチパターンに限らず、一本はルアーケースに入れていて欲しいルアーになります。
ルアーの引き方
ルアー釣りを始めたばかりの方だと、リールをぐりぐり巻いてルアーが派手に動くようなリトリーブをしたり、動画で勉強したロッドアクションを使いたくなるところではあるかと思います。
しかし、バチが目視できるような状況ではとにかく超ゆっくりリールを巻くことが重要です。
基本は表層(水面)を流す
まずは上記で紹介したルアーを、竿を立てて、これでもかというくらいゆっくりと表層を流すことをお勧めします。
流されているバチと同じスピードを意識してみると良いでしょう。
表層がダメならレンジ(深さ)を落としていく
表層で食わない場合は、少しずつレンジ(深さ)を落としていきましょう。
結局いつ・どこで・どうながす?
今すぐ潮見表をググってみてください(笑)
以下の条件がそろう日をカレンダーを見て印をつけましょう!
時期
3~5月
時間帯
・大潮・中潮の日
・18:00(日没)~21:00、かつ満潮から干潮に下がっていく時間帯
ポイント(場所)
私の地域では、河口の砂地で見かけます。全国的に見ても、河口域の泥に近いボトム(底)であるポイントでバチ抜けが起こるようです。
釣具屋・先輩アングラー・ネット(SNS)で情報を集めてみましょう。情報を集めることが最短距離です。
そして実際に通って自分の目でバチ抜けを確認することができれば、必ずそのポイントで毎年で起きるはずです。
必ずそこにはシーバスが潜んでいて、あなたを楽しませてくれるでしょう。
まずは情報を集め、通ってみましょう。
ルアーの流し方
上記の時間帯(下げ)に釣りに行けば基本的には川に流れができているかと思います。
基本はルアーをぐりぐり引くのではなく、
川のながれにルアーを流すイメージで釣りましょう。
ライン(糸)が川の流れに引っ張られて、「しの字」「Uの字」になっていて、川の流れに流されているラインがルアーを引っ張っているような状況であれば、OKです。
ラインが「Sの字」等なっていると、あたりが取れない恐れがあります。
もし、橋脚や外灯の下でバチ抜けを確認することができるのであれば、そこには必ずシーバスが潜んでいるとイメージしましょう!
ルアーを川の流れに合わせて、明部、明暗の堺、暗部にルアーを流していきましょう。
ちなみに私自身は、明暗部でバチ抜けを確認出来たら①明るいところの手前、②明暗の堺の手前、③暗部の手前といったように、手前から攻めていきます。
それもだいぶ手前から攻めます。
力いっぱいキャストして、奥でシーバスが釣れたとすれば、高確率で他のシーバスが警戒して、しまいます。
短い時間でいっぱい釣りたいからです(笑)
とにかく、ぐりぐりとルアーを流さずに、流れに乗せてあげることが重要です。
まとめ
まずは情報を集め、ポイントを見つけることが重要です。
ポイントがわかれば、上記で示した時間帯を潮見表で確認します。
そのポイントのその時間帯でバチ抜けを確認出来たら、川の流れに合わせて「ルアーを流す」感覚を少しづつ掴んでください。
1年の中でも最もシーバスがルアーに反応してくれる時期の一つです。
まずは、上記の条件を確認して、行動しましょう!
いっしょに最初の一匹を手にしましょう!
コメント