こんにちは、peiです。
暖冬ではありますが、朝晩だいぶ寒さを感じられるようになってきました。
この時期は、私の思い入れのある魚種の一つであるサゴシの爆釣シーズンに突入します。
思いのほか簡単に釣れてしまう魚である上に、スポットにうまく入ってしまいさえすれば、数時間の間に二桁を超える数釣りも出来てしまう、さらに、めちゃくちゃおいしいというルアーフィッシングを最大限楽しませてくれる最高の魚種となります。
コツさえつかんでしまえば、毎年この時期にあなたを楽しませてくれることは間違いありません。
特に、初心者の方がルアーフィッシングを始める際にはもってこいの魚です!
ルアーフィッシングを始めようとされている方、道具はそろえたけどなかなか魚を釣ることができないあなた。
この時期を逃さないようにしましょう!
興奮を味わいましょう!
どんな魚?
釣りをしない人や始めたばかりの方には、あまり聞きなじみのない魚かもしれませんが、鰆(サワラ)のこどもになります。
60cmを超えるとサワラと呼ばれるようになります。
10月~1月頃までよく釣れます。サゴシが沿岸に近づく10月頃の釣れはじめは、4~50cm程のサイズになりますが、12~1月頃になると、7~80cm程のサワラサイズも釣れるようになります。
ファイトという面では青物にはかなわないです。しかし、ルアーで表層を引いていくと、ギラっと身体を光らせながら追いかけてくる瞬間はめちゃくちゃ興奮します!
さらに...めちゃくちゃうまいです。
この季節にはブリなどの青物も釣れますが、わたしはブリよりも断然サゴシ派です。
刺身・塩焼き・竜田揚げなど、どんな料理にしてもおいしいです。
釣っても食べても最高な魚なのです!
どこで釣れるの?
全国的にどこでも釣れるようです。
10月頃になると、水深が最低でも5~6メートルはある、堤防やサーフ(砂浜)から釣れます。
サーフだと水深1~2mのところまで、ベイト(小魚)を追いかけてきます。
釣りを始めたばかり・サゴシを狙ったことがない方々は、先輩アングラーや近くの釣具屋に聞いて、情報を集めましょう。
まずは、サゴシがどこで釣れているのか情報を集めることが大事です。
間違っても、自分ひとりでポイントを探すことはやめましょう!
堤防
堤防のポイントとしては、
① 堤防の先端
② ベイト(エサとなる小魚)がいるところ
③ 潮目ができているところ(海面が川のようになっているところ)
初心者の方が始めるには、堤防が一番です。水深が5~6m以上あり、外洋に面している部分がポイントになりやすいでしょう。
まずは、堤防の先端がポイントになります。
潮の流れが複雑になりやすく、サゴシのエサとなる小魚が集まりやすいからです。
ただ、ほとんどの場合ベテランのアングラーやおじさんたちが場所取りをしていて、ポイントを確保することが困難になります。
堤防についたら、すぐルアーを投げるのではなく、潮の流れや、海面の動きが他と違うところを探しましょう。
ベイト(小魚)の種類としては、オヤビッチャや熱帯魚のような魚が集まっているところではありません。カタクチイワシやキビナゴのようなギラギラとした小魚がメインとなります。
目視出来たら、すぐに場所を確保しましょう。
また、潮目ができているところもポイントの一つです。
潮目はプランクトンが集まりやすく、それを食べる小魚も集まりやすいからです。
まずは、どこにベイト(小魚)が集まるかを考えながらポイントを決めていきましょう。
サーフ(砂浜)
水深が一気に深くなるようなサーフ(砂浜)もポイントになります。
① ベイト(小魚)がいるところ
② 河口付近
③ 潮目ができているところ
サーフは堤防と違い、ランガン(歩きながらポイントをどんどん変えていく釣り方)ができるのが面白いところです。
ベイトが出そうな場所をイメージしながら、どんどんポイントを変えてみましょう。
まずは、釣り場についたらベイトがいないかを歩きながら確認してみましょう。
ベイトの数が多い時には、砂浜に打ち上げられていることもあります。
そのようなポイントを見つけたら、すぐに場所を確保しましょう。
河口付近はベイトが集まりやすいポイントになります。
必ずと言っていいほどフィッシュイーター(捕食魚)がいます。
潮目付近も堤防と同じく、ポイントのひとつになるので押さえておきましょう。
時間帯は?
釣りの定番にはなりますが、朝まずめ・夕まずめになります。特に朝まづめ・夕まづめにおいての釣果が、顕著にでる魚の一つかと思います。
私は、「日の出の時間」を事前に確認して、日の出前に釣り場を確保し、10時頃には釣りをやめる...というような流れで釣りを行います。
もちろん、ポイントや潮によっても違いますが、日の出から1~2時間前後のあいだにボイル(小魚を捕食しに来たサワラなどが、海面まで飛び出してくること)も起きやすく、釣果を得やすいです。
短時間で釣果を得たければ、朝マズメを狙いましょう!
どんな仕掛けで釣れるの?
・ロッド 「ショアジギング用のロッド」または「シーバス用ロッド」 9~10ft
・リール 3000番~4000番
・ライン PEライン 1~2号
・フロロカーボンライン 20ポンド(4号)
・ルアー メタルジグ30g
これだけあれば十分です。
ラインの結び方だけ覚えてしまえば、簡単にチャレンジできてしまうのがルアーフィッシングの醍醐味です。
ルアーの巻き方
とにかくジグのただ巻きを徹底して追及しましょう。
「ジャーク」とか「フォール」など、ネットを開けば専門用語が出てきますが、最初はとにかくただ巻きしましょう!
ルアーアクションやロッドアクションを重視するより、ルアーが水中のどの層を通っているかを意識しまくることが大事です。
わたしは、
①ボイルが出ているとき...表層付近をただ巻き
②ボイルがないとき...一度ジグをそこに着底させて、ただ巻き
最初はこれだけを意識してやっていました(笑)
ルアーの巻き方を意識しすぎるより、どの層を自分が引いてきているのかをうまく調整できる方が重要かと思います。
数投表層を投げたら、少し沈めて、それでもダメならボトム(底)まで落としてから巻き上げる...といったように、どのそうでベイトを捕食しているのかをイメージしながら投げてみましょう。
格段に釣果が変わります!
まとめ
サゴシはとにかく釣り初心者の方にはおすすめの魚種です。
なぜなら...。
釣り具屋さんや先輩アングラーからポイントの情報を集めてさえしまえば、毎年ほぼ同じ時期の同じポイントで釣れてしまうからです。
さらに、ライン同士の結合・ルアーとラインの結び方さえ覚えてしまえば「仕事前の1~2時間」「こどもと奥さんのお目覚め前」のように短時間でおいしい魚を釣りあげられてしまうのも魅力に一つです!
上記のような、情報・ポイント・時間帯さえ覚えてしまえば釣りやすい魚ではありますが、もちろん毎回必ず釣れるわけではありません。
どんな魚でもそうですが、とにかく通い続けることが最初の一匹目への最短のルートです。
このブログを読んで釣りをしてみたいと思われた方!まずは道具をそろえることから始めてみましょう!
ロッド・リール・ライン・ルアー・ライフジャケット等を買いそろえてしまえばすぐに始められてしまいます。
一匹目を釣り上げたときの喜び、その魚を自分で捌いて料理した時の喜びは必ずあなたを幸福にするでしょう。
まずは行動してみましょう。
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