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こんにちは、peiです!
ルアーフィッシングを始めようと思っている方、もしくは始めたばかりの方は、ルアーフィッシングをどこで行えばいいか分からない...という方も多いのではないでしょうか?
ルアーフィッシングをやってみたい、もしくは、道具はそろえたけれど...、
・キャスティングが上手く出来ないから、恥ずかしくて行きづらい。
・釣りはしたいが、安全性が怖い。
等、ルアーフィッシングを始めたいけど、なかなかポイントに足を運べずにいる初心者の方も多いのではないでしょうか?
結論、ルアーフィッシングを始めたいという方に最初におすすめするポイントとしては、安全面や周りの釣り人に迷惑を掛けづらいという点も含めて、堤防orサーフ(砂浜)をオススメします。
また、キャスティングになれるという点でも堤防とサーフ(砂浜)はおすすめです。
しかし、足を延ばしやすい分意外と釣果を出しづらいポイントでもあります。
今回は、ルアーフィッシング初心者の方が、少しでも多く釣り場に足を運んで頂き、さらに、少しでも多くの釣果につながるように堤防・サーフでの釣りをご紹介します。
最初の一匹を、最短で釣りましょう!
ルアーフィッシング初心者の方が、堤防orサーフ(砂浜)で始めるべき理由
ルアーフィッシングを始めようとしている方・始めたばかりの方に、堤防&サーフ(砂浜)をオススメする理由を3つご紹介します。
安全性
釣りは、安全が第一です。
初心者のアングラーは、魚を釣りたい一心で海の危険性を無視した行動に出てしまいます。
良く釣れるポイントは、磯やテトラポットなどの危険性が高いポイントも多いです。
潮の時間や風の強さなどで急な高波が来るポイントも多くあります。
経験値が少ないと、釣りたい気持ちが先走り、気づかないうちに危険な行動に出てしまいます。
まずは、堤防やサーフで安全に釣りを行いましょう。
堤防やサーフは、波の高さ等の海の状況を把握しやすく、足場も安定していることが多いので、安心して釣りを行えます。
キャスティングからランディングまで、一連の流れを落ち着いて行えるようになるまでは、堤防・サーフで釣りを行うことをオススメします。
キャスティングのしやすさ
キャスティング(ルアーを投げること)の面でも堤防・サーフ(砂浜)をオススメします。
まずは、投げるエリアが広い、ポイントで釣りを行いましょう。
釣れるポイントは人が集まりやすく、となりの釣り人とラインを絡ませてしまうなどトラブルを起こしてしまいがちです。
とくに初心者の方は、自分が思った方向にキャスティング(ルアーを投げること)が出来るようになるまでは、広いスペースを確保して釣りを行うようにしましょう。
必要な道具を最低限に抑えられる
磯やテトラポットなどは、足場が滑りやすく、フィッシングシューズも必須になります。
また磯の上で手をつくと、岩や貝などで手を怪我するおそれがあるため、フィッシンググローブも必要になります。
危険なポイントでは、必要な道具も増えてしまいます。
そういった意味でも手軽にルアーフィッシングを楽しむために、最低限の道具で釣りに臨める堤防・サーフ(砂浜)がオススメです。
釣れる魚種
堤防やサーフ(砂浜)は注意は必要ですが、比較的安全に釣りを行うことができ、さらに釣れる魚種も豊富です。
ターゲットとなる主な魚種をご紹介します。
青物
地域によりシーズンに差はありますが、秋から春先にかけて、ブリ、カンパチ、サワラ、カツオなどの大型の青物を釣ることができます。
青物はルアーフィッシングの醍醐味でもある強烈な「引き」を存分に楽しむことができます。
また、当然ながら食べてもおいしいターゲットになります。
シーバス(スズキ)
ルアーフィッシングといえばこの魚...シーバス(スズキ)です。
シーズンごとに差はあるものの一年中釣れるターゲットになります。
また、堤防・サーフ・港湾・河川など、生息する範囲が非常に広いことで、ポイントに応じた豊富なルアーの種類があることも、シーバス釣りが人気であるひとつです。
サーフ(砂浜)のような広いエリアで釣りをする場合と、小規模河川等の狭いエリアでは、ルアーを投げ入れるべき距離や水深も変わってくるため、ルアーの形状や重さもまったく違うものになってきます。
このような点で、ゲーム性が非常に高く、シーバス(スズキ)のみを対象にルアーフィッシングを行うアングラー(釣り人)も多く存在します。
ロックフィッシュ(根魚)
カサゴ・ハタなどの岩や海藻、テトラポットなどを棲み処としている魚です。
比較的簡単に釣れる魚になるので、初心者の方にはオススメのターゲットです。
青物やシーバスとは違った、底に向かって走る強烈な引きが楽しみな魚になります。
また、食べてもおいしい魚になります。
アジ
最近では「アジング」と呼ばれる、小型のワーム(ミミズのような形状のゴムのような素材でできたルアー)を使ったアジを対象としたルアーフィッシングが流行っています。
コンパクトかつシンプルな仕掛けになるので、初心者の方でも手軽に楽しめることが魅力です。
一匹釣れだすと、次々と釣れることもアジングの特徴の一つです。
イカ
エギという、イカ専用のルアーを使用した釣りになります。
他のルアーフィッシングとは異なり、ロッド(竿)を大きくシャクり(上下に振る)、エギを生きた魚のように動かすことでイカを誘う釣りになります。
他のルアーフィッシングとは大きく異なる釣り方であることや、また、食べる喜びが非常に楽しみであることもエギングの大きな魅力になります。
魚にはない独特の「引き」も楽しみの一つです。
必要な道具
必要な道具としては、
・ロッド(釣り竿)
・リール
・ルアー
・ライン
・リーダー
・スイベル
◎魚を釣りあげたあとに必要な道具
・はさみ
・フィッシュグリップ
・フィッシングプライヤー
・タモ
◎その他
・フローティングベスト
・バッグ
・ルアーケース
【初心者必見!】ルアーフィッシング初心者が最初に集めるべき道具12選 ~その1~
【初心者必見!】ルアーフィッシング初心者が最初に集めるべき道具12選 ~その2~
釣れる時間帯
狙う対象魚やポイントによっても大きく異なりますが、どのターゲットを狙う時でも、以下の時間帯が有効であることを頭に入れておきましょう。
仕事をされている方や、お子様がいる方でも、効率よく魚を狙える時間帯になります。
朝まづめ・夕まづめ
日の出の前後を「朝まづめ」、日の入の前後を「夕まづめ」と呼びます。
この「朝まづめ」と「夕まづめ」を重点的に釣りを行いましょう。
「朝まづめ」は、植物性のプランクトンが光合成のために海面近くまで浮上し始めることで、それを捕食する小魚が活発に動き始めます。
その小魚をエサとする大型の魚が捕食活動を開始する時間帯であるため、釣れる確率が高くなります。
「夕まづめ」は、夜行性の動物性のプランクトンが活動を開始し始めることで海中にプランクトンが豊富になり、同時に小魚たちが活発になることで、大型魚が活動を開始する時間帯であるためルアーに反応しやすくなります。
短時間かつ高確率なルアーフィッシングをされたい方は、この時間帯に釣りを行いましょう。
満潮・干潮の潮が動く時間帯
ネット等で「潮見表」を検索していただくと、その日の満潮・干潮の時間帯を確認することができます。
この満潮・干潮の前後は潮がよく動きます。潮が動くとは海水が移動(流れる)することを指します。
潮が動いているかどうかは、海面の浮遊物が流れているかを確認したり、キャスティングしたルアーが流されているかどうかで確認することができます。
この潮が動く満潮の前後2時間、干潮の前後2時間を重点的に釣りを行いましょう。
潮が止まるとプランクトンが動かなくなるため、小魚もそれを捕食する大型魚も活動を止めてしまいます。
そのため、釣りに行く前には潮見表を必ず確認しましょう。
釣れる(キャスティングすべき)ポイント
上記の釣れる時間帯も大事ですが、そもそも魚が集まりやすいポイントもあります。
せっかくルアーを投げるのであれば、少しでも魚が集まる場所をイメージしながらポイントを決めましょう。
主なポイントをいくつかオススメします。
サーフ+河口、堤防+河口
ルアーフィッシングをする際に、最初に検討してほしいポイントの一つが、河口です。
特に、川がサーフにつながっていくサーフ+河口や、河口に堤防がある堤防+河口はルアーフィッシングのターゲットとなる魚が集まりやすいです。
河口には川から流れてくる豊富なプランクトンにエビや小魚が集まりやすく、それを捕食する大型の魚が集まりやすいからです。
シーバス(スズキ)・チヌ・ヒラメ・コチ、地域によっては1mを超えるようなブリが釣れるポイントもあります。
まずは、近隣の釣り場にこのようなポイントがないかを普段から探してみましょう。
グーグルマップなどで目星をつけておくことも、効率よくポイントを探すコツになります。
潮目
上記のような堤防やサーフで釣りを開始した際に、エリアが広すぎてどこにルアーを投げればいいか分からなくなることがあります。
「潮目」を探してみましょう。
潮目とは、海面に川のような模様が入っている部分のことを言います。
海の中では、温度の違いや、塩分濃度の違う異なる海流が常にぶつかり合っています。その海流と海流の境目に出来るのが潮目です。
海流のぶつかり合いによって、小魚やエビなどのエサとなる豊富なプランクトンが海底から巻き上がられたり、海流に乗ってきたプランクトンが潮の境目に追いやられることで、潮目には魚が集まりやすくなります。
釣り場についたら、潮目を探してみましょう。
障害物
堤防やサーフのようなポイントでは、近くにテトラポットや磯が近いエリアも多くあります。
テトラポットや磯が近くにある場合は、その付近に魚が付いている可能性が高いです。
釣りを始めてすぐであったり初めて釣りをする方には、根掛かり(ルアーが障害物に引っかかってしまうこと)可能性が高くなるので、あまりオススメはできないですが、
キャスティング(ルアーを投げること)やルアーの引き方に慣れてくると、障害物付近での釣りは釣れる確率が高いことがわかってきます。
少しルアーフィッシングに慣れてきた方にオススメです。
海鳥が集まっているところ
堤防やサーフで釣りをしていると、海鳥が海に飛び込む場面に出くわすことがあります。
その鳥の数が多ければ多いほど、海中では小魚が集まっている証拠になります。
小魚が集まるところには大型の魚が集まっている可能性が非常に高くなります。
そのような場面に出くわしたら、すぐにそのポイントをめがけてルアーを投げ入れましょう。
高確率で魚がルアーに反応してくれます。
まとめ
わたし自身、ルアーフィッシングを始めた頃は、どこに釣りに行けばいいかわからずポイント選びで悩みました。
また、頭からつま先までキレイにそろえたフィッシングウェアを着て、ルアーフィッシングをしているアングラー(釣り人)のいるポイントに行くと、尻込みして帰りそうになることもありました。
ただ、近くのサーフや堤防で釣れないながらも何度も何度もキャスティングを続け、ルアーを失い(数10個も)続けて少しづつ魚が釣れるようになると、自信をもって有名なポイントに行けるようになり、目標としていた魚をどんどん釣りあげられるようになりました。
まずは、堤防・サーフでとにかくルアーを投げ続けましょう。
・釣れる時間帯にポイントに行く(朝・夕まづめ、満潮・干潮の潮が動く時間)
・ルアーを投げるポイント意識する(+河口、潮目、障害物、海鳥が集まるポイント等)
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